連続投入式『自動低温炭化装置』の開発目的
有機性廃棄物が世界中で深刻な環境問題を引き起こしており、これをコンポスト化により解決を図ろうとする流れがありますが、推定5,000万トンの生ゴミを全量焼却、溶融する事は不可能であり、また バイオガスや燃料化は装置の環境対策や、回収コストなどに問題があります。
廃棄物総量の60%をしめる有機系廃棄物の合理的処理に取り組む為には、地域密着型のリサイクルシステムを進める必要があります。コンポスト化とは異なり最終選択肢の一つである炭化処理装置を各企業に知っていただくと共に、従来の大型機では対応できなかった小型化による汎用型装置の有用性を広め、化石エネルギーを出来るだけ使わないで済むようなシステムの推進が必要です。
新製品完成!
従来の炭化装置では出来なかった各種油化・炭化処理が
新開発の「過熱水蒸気式炭化装置」一台で全て出来るようになりました。
◆ 小型炭化装置に代わる新装置です。下記アドレスへどうぞ。
@過熱蒸気式 炭化装置とは;
⇒ https://www.messe-hp.jp/kanetu/476.html
A小型 磁気式 熱分解・炭化装置;
⇒ https://www.messe-hp.jp/kanetu/4956.html
B廃プラ・廃タイヤ 触媒式油化装置;
⇒ https://www.messe-hp.jp/kanetu/4956.html
総合頁はこちら
⇒ http://www.messe-hp.jp
<主な特長>
・一般ごみ・生ごみ・プラスチックごみ等を分別せずに炭化!
・含水率が90%の原料や丸太でもそのまま炭化できる!
・熱分解方式で純度の高い、レアメタルの分離収集ができる!
・油化処理・炭化処理が同じ装置で同時に出来る!
・出来た炭化物が装置の燃料になる!
・酸素を使わず、燃やさないので炭化物が高品質!
・熱分解方式なのでダイオキシン・CO2等が発生しない!
・装置価格、燃料費が非常に安い!・・・等など
*日量処理量は3tから5000トン、1万トン以上も可能。驚きの低価格!
詳しくはこちら
⇒ http://www.messe-hp.jp
「ゼロエミッション」の創造
「有機性廃棄ゴミ」の山が、全て「宝の山」に変わります。本当の話です。
現代版、「魔法の杖」が開発されました。理想的な有機性「還元炭」に生まれ変わります。
新しい技術開発で、「良質な還元炭」を作り出す「自動低温炭化装置」が生まれました。
従来の炭化装置では、出来上がるのは、ほとんどが「消し炭」状態で、「チッソ、リン酸、カリ、ミネラル分がほとんど含まれていません。「土壌改良剤、堆肥剤」に利用するには余りよくありません。又「炭酸カリュウム」もほとんど含まれていないので、燃料に使用する場合でも、着火しても火力が弱く直ぐに消えてしまいす。
ところが、この装置で作り出される「還元炭」は、チッソ、リン酸、カリなどのミネラル分が多く残る「土壌改良剤、堆肥剤」には打ってつけの炭になります。「堆肥」も腐らない養分たっぷりな理想の『完熟堆肥」が出来上がります。
又火力が強く、着火するとなかなか消えない、火持ちの良い良質な燃料炭になります。物によっては石炭より高エネルギーの燃料になり、今業界で注目を集めております。ダイオキシン、CO2が一切発生しない理想的な「クリーンエネルギー」です。
この良質な有機炭から作り出される2次製品は、いずれも「従来の炭」から作り出される2次製品よりも「良質な効果の高い」2次製品が出来上がります。画期的な技術です。
<炭化炉から作り出される炭の種類について>
<酸化炭>
炭化炉を高温にして(500℃〜1100℃位)原料に直接火を当てて燃焼させるため、ほとんどが灰になるか、消し炭状態になる。炭化不十分の場合、煙や水分、臭いが発生する。当然燃料には向かない。
<活性炭>
炉内を高温にして(500℃〜1000℃位)作る多孔質の物質で、その性質を利用して、脱臭、水質浄化、毒物中毒における毒の吸着等に用いられる。燃料には向かない。
<還元炭>
低温にした炭化炉(200℃〜500℃くらい迄)で、原料に直接火を当てないで自然させ、(直火ではない)肥料三要素チッソ、リン、カリの多く含んだ純度の高い炭を作り出す。
出来た還元炭は火力が強くて火持ちがよく、燃やしても煙が出ず臭いもなくなる。素材は完全滅菌される。
*弊社低温炭化炉は、有機性廃棄物であれば全て、含水率が90%であっても、ヘドロ、野菜、魚アラ、 人糞・家畜糞、剪定木、建築廃木、モミガラ、廃竹、いも・麦・豆の搾りかすなどであっても全て良質な還元炭に仕上げます。コーヒー豆の搾りかすを炭化すると、7,250kcalの良質な燃料になります。
*炭が酸素の少ない灰の中でも燃えるのは、炭酸カリュウムが含まれているからです。
<焼却炉と炭化炉の比較>
|
対比内容 |
焼却炉 |
炭化炉 |
1 |
システム内容 |
収集運搬及び最終処分が必要 |
最終が炭化物になる。有用化資源再生によるゼロエミッションが目標 |
2 |
処理温度 |
高温直火であるため、全てが灰 (最終処分場で廃棄処分)
500℃〜1000℃ |
低温乾燥式(500℃まで)のため、肥料三要素、ミネラル分を含んだ有機炭。200℃〜500℃ |
3 |
処理後 |
フライアッシュ 価値 0 |
有効資材、炭素として再利用、
付加価値 グリーン購入法他 |
4 |
副産物 |
エントロピー |
ダイオキシン なし 還元方式 |
5 |
用途 |
難しい コンクリート化 |
炭燃料 土壌改良材など用途多い |
6 |
基本安全性 |
土壌汚染、水汚染、大気汚染 |
自然回帰循環と食物連鎖、生物を重視した基本対策が可能 |
7 |
基本政策に沿った
方向性 |
社会問題化、市場ニーズなし補償問題対応不可能 |
二次、三次安全性に富んだ消費ニーズを基本とした方式で実践可能 |
8 |
次世代ニーズ |
大型不法投棄が表面化 |
21世紀は炭素化合物の時代、公害のない、安して生活できる時代になる |
このページのTOPへ


出炭量 | 1u/8h
|
炭化方式
| ロータリーキルン(間接加熱)式 |
燃料 | 灯油
|
燃料消費率(L/時) | キルン加熱バーナー:15〜30L / 2次燃焼バーナ:20L |
外寸(炭化装置部) | L7000×W3000×H2000(mm) |
消費電力 | 18.16kw/h |
*燃料は、A重油、灯油、ガスでも可能です。
このページのTOPへ



このページのTOPへ
参考資料:
第17回環境化学会討論会原稿(124KB)
株式会社メッセコーポレーション
〒537-0025 大阪市東成区中道4丁目14番19号
TEL 06-7502-1104 FAX
06-6972-0068
E-Mail messe@kankyo21.com